1997年にバルーンアーティストとして活動を始めたカジさん。結婚式やオープニングセレモニーなど華やかな場を彩る作品を通して、たくさんの人を笑顔にして来られました。そして2021年には、「バルーンセラピー®」を登録商標し、福祉とバルーンの融合を目指して活動されています。風船を夢と想いでいっぱいに膨らませるカジさんのお話を聞きました。

バルーンはどこで学ばれましたか?

カジさん:今から25年前に東京で基礎を学びました。デザインは独学で身に着けました。

バルーンの魅力はどんなところだと思いますか?

カジさん:今日は取材があるということで、バルーンのアーチを製作しましたが、どうですか?やっぱり、バルーンを見たら楽しい気持ちになるでしょう?空間が華やかになって、夢の国が作れる魔法のツールがバルーンだと思っています。風船を膨らませる時のワクワクするする気持ちを感じていただけたり、一つの長い風船からプードルなどの形ができた時の感動を与えられたり、人を喜ばせることができるところが魅力です。

「肩に掛けて運ぶこのタイプは、屋外イベントなどで人気なんですよ」

イベントでのバルーン演出もカジさんが考えてされているのですか?

カジさん:そうです、そうです。全部自分でします。膨らませてセットして、スイッチを押したらバルーンがパァーっと舞うような演出ですとか。一発勝負です。昔、失敗したこともありました…。結婚式で仕掛けをしていたのですが、うまく作動しなくて。これはもう…大変ですよ。申し訳なかったですね。そんなこともありましたが、これまでたくさんのイベント会場やお客様から申し込みをいただき、お客様と一緒に盛り上がる瞬間を創り出し、喜んでいただいてきました。

新郎新婦がバルーンと共に登場

今後はどんな活動をされたいと考えていらっしゃいますか?

カジさん: バルーンをお家で楽しんでいただけるようなデリバリーサービスを始めます。子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで本当にたくさんの方に楽しんでいただきたいんです。”風船”を触ることで癒しの効果もあると思っています。2021年4月にバルーンセラピー®を登録商標しました。バルーンアートを通して、人を元気づけ、癒す。そんな活動を今後も行っていきたいです。

2021年に製作したバルーンアートのコラージュ写真

バルーンアーティスト
Yohei Kajikawa


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梶川 洋平
1997年にバルーンアーティストとして活動開始。
2000年から2013年までバルーン会社YsDreamを経営。
2019年には「ふうせんまつり」を企画立案し、約600人を集める。
現在は福祉とバルーンの融合を目指している。